Artist Biography

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略歴

濱谷 聖（Satoru Hamaya）
アーティスト・絵画修復士

イタリア・フィレンツェにて絵画修復と絵画技術を学ぶ。テンペラと油彩を組み合わせた混合技法や、シルバーポイントなど古典絵画の技法で表現した作品を制作する。 保存修復分野では、主に紫外線や赤外線を用いた視覚的調査を専門とする。

学歴・資格
多摩美術大学 美術学部 絵画学科油画専攻 卒業
Istituto per l’Arte e il Restauro “Palazzo Spinelli” 絵画修復課程（Firenze, Italia）修了
絵画修復士資格取得（トスカーナ州認定）

主な研修歴
絵画修復師 マッシモ・セローニ（Massimo Seroni）氏に師事（Studio Fortezza, Firenze）

アーティスト 三木俊博氏に師事　絵画芸術全般について学ぶ

フォトグラファー 松谷靖之氏に師事し、写真撮影全般および現像・プリント技術を学ぶ

活動実績

展覧会活動・教育活動
都内ギャラリー・美術館にて個展・グループ展に参加。アートスクールにて講師を務める。

2022–2024年12月
「ナナ展」参加（国立新美術館）

2010年
個展開催（中川画廊）

2009年
美術館所蔵作品（サルバドール・ダリ作、油彩・板絵）の調査撮影および修復補助業務を担当。
その他 企業および個人所蔵作品の調査撮影、ならびに付随する修復業務に従事。

2008年
フィレンツェ・サン・ロレンツォ教会所蔵
十字架磔刑像（木彫、16世紀） 処置前状態調査および撮影を担当。

フィレンツェ・サン・ロレンツォ教会所蔵
ロレンツォ・リッピ作、油彩（板貼り、17世紀）
処置前状態調査および撮影資料作成。
（Dambra Laboratorio di Restauro より依頼）

2008年
独立行政法人 情報通信研究機構（NICT）より依頼を受け、テラヘルツ分光用イタリア古典絵画調査撮影資料を作成。

2007年
独立行政法人 情報通信研究機構（NICT）より依頼を受け、テラヘルツ分光用透過型色見本試料作成と調査撮影を実施

2003–2008年
都内絵画修復工房・教育機関に所属、修復・教育活動に従事。

2001–2003年 ほかイタリア滞在時
フィレンツェ Studio Fortezza（マッシモ・セローニ氏）にて絵画修復技術を研鑽。